「学校に居場所がない」という子どもに対し、甲本ヒロトが答えた「クラスメートは友達じゃない」という話は折に触れて思い出したい

甲本ヒロトさんに対し「学校に居場所がない子に言ってあげられることはありますか?」という質問の答えが好き。「ひとりじゃないよ」とか適当であやふやなことを答える大人よりも現実的でとてもいい。

ヒロト「居場所あるよ。 席あるじゃん。そこに黙って座って りゃいいんだよ。友達なんていなくて当たり前なんだから。 友達じゃねぇよ、クラスメイトなんて。 たまたま同じ年に生 まれた近所の奴が同じ部屋に集められただけじゃん。」
「趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。 山手線に乗 ってて、 『はい、この車両全員仲よく友達ね』 って言われて も、『いや、偶然今一緒に乗ってるだけなんですけど』 っ て。友達じゃねぇよ。」
「ただ、 友達じゃないけどさ、喧嘩せず自分が降りる駅まで 平和に乗ってられなきゃダメじゃない? その訓練じゃない か、学校は。 友達でもない仲よしでもない好きでもない連中 と喧嘩しないで平穏に暮らす練習をするのが学校じゃない か。だからいいよ、友達なんかいなくても。」